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台湾の海岸線は非常に長くその海路は困難で危険なため、かつ
て少数民の間では自分たちで設置した簡易性オイルランプなど
を地元漁船の案内だけのために用いただけで灯台を使用し船舶
を安全に誘導することはほとんどなく、台湾海域を往来するのは大変な仕事でした。清代同治元年に税関前総税務司であった赫徳氏はこれに
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鑑みて、政府から税関の授権許可を得て、欧州の新法に照らして台湾沿海や河川に灯台などの航行補助設備を
建造しました。
こうして航行が便利となることにより貿易が発展し税収を大きく増やすこととなりました。1868年、税関に海務科が
設立され、海務科税司が灯台などの航行補助設備の建設と管理を専門に行うようになりました。こうして税関は台
湾灯台の管理機関となり現在に至っています。今では台湾は世界で唯一、税関が灯台を管理する国家となってい
ます。


塔高:32.4m 灯高:35.5m
光達距離(公称値):14.3海里
民国3年(1914年)に建てられた塭港堆灯台は、雲林県口湖郷外傘頂洲に位置する砂州に建てられた灯台で塔身は鉄骨でできています。塭港堆灯台は長さ5km、幅1.2kmの不安定な砂丘のため常に潮の流れで隠れたり出現したりしており、付近の水路輸送船の往来に影響していたため、安全のためにこの灯台を建てられました。しかし塭港堆灯台は砂州に建てられたため揺れやすく、また絶えず基礎が破壊されるという危険に直面しています。塭港堆はこれまですでに6回も再建築されており、台湾と世界灯台史上には再建回数が最も多い灯台として記録されています。 |
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塔高:62.6m 灯高:62m
光達距離(公称値):26.8海里
民国71年(1982年)に建てられた台中港灯台は、台中港一号埠頭の遠東倉庫の頂上に位置しています。全台湾地区で唯一高層ビルの頂上に建てられた、塔身が最も高い灯台となっています。
桃園県白沙岬灯台から澎港北端の目斗嶼灯台までの188kmは測位標識が不足しているため、民国56年(1967年)に台中県清水鎮に高美灯台を建てました。
民国71年(1982年)に台中港灯台を設立したことにより、台中港と高美灯台、芳苑灯台の距離が近すぎてしまったため、税関は高美灯台を閉鎖してその灯火を直接台中港灯台に移動させました。 |

塔高:37.4m 灯高:35.7m
光達距離(公称値):16.6海里
民国72年(1983年)に建てられた芳苑灯台は、彰化県芳苑郷王功漁港に位置しています。外観は白黒垂直ストライプ模様の八角形灯台で、全台湾灯台の中でも最も遅く建てられた灯台です。また現地の地層陥没の関係により全台湾で唯一、塔高が灯高より高い灯台となっています。
芳苑灯台は主に、彰化沿海の漁船や台湾海峡を往来する船舶の安全を守るために設置されました。昔は彰化県八景の一つ「王功漁火」を見ることができました。 |
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塔高:21.4m 灯高:56.4m
光達距離(公称値):27.2海里
民国前31年(1881年)に建てられた鵝鸞鼻灯台は、屏東県鵝鸞鼻岬角に位置しています。塔身は白色の鉄製円形塔で、台湾島で最も南に位置する灯台です。建物は西南に向いており、臨海を背にしています。また建物には大砲発射台が据えられており、塀には射撃の銃眼、周囲には溝が掘られています。これは清廷が原住民の妨げるための要塞で、世界でも唯一無二の武装灯台となっています。 |

塔高:15.2m 灯高:58.2m
光達距離(公称値):25.2海里
高雄港は台湾南部の主要玄関であるため、高雄灯台を建てることにより商船が貿易のために往来する安全を確保するのに役立ってきました。すでに100年以上の歴史を持つ高雄灯台は、高雄港の苦しかった開発過程を証言するだけでなく、第二次世界大戦での爆撃を受けながらも無傷で発光し続けてきたことも証明しています。内政部は民国76年(1987年)、ここを国家三級古跡に認定し、民国81年(1992年)から一般公開されています。 |
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塔高:21.8m 灯高:22.6m
光達距離(公称値):15.2m
民国前21年(1891年)に建てられた安平灯台は、現在の台南安平港口北端の砂浜に位置しており、元々は安平城のレンガ造りの円形塔でした。しかし安平港は砂州の変遷や川の流れの変化の影響を受け、灯台が海岸よりだんだん離れていきました。また沿海に植えられた防風林が灯台の灯りを遮断してその機能を失ったため、民国49年(1960年)3月にその運行が停止されました。しかし税関は民国54年(1965年)に安平灯台を港外の砂州に移して正方形の鉄塔を再建し、今でも航行誘導の重要な機能を発揮しています。 |

塔高:11.6m 灯高:88.7m
光達距離(公称値):14.3海里
民国18年(1929年)に建てられた琉球嶼灯台は、屏東県外海の琉球嶼の山頂に位置しており、白色円形の鉄筋コンクリート構造となっています。琉球嶼灯台は台湾地区で唯一、漁師協会の出資により建設された灯台でしたが、第二次世界大戦時に損害を受け発光を停止しました。民国41年(1952年)、税関により修復され管理されています。
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塔高:32.7m 灯高:34.2m
光達距離(公称値):16.6海里
民国46年(1957年)に建てられた国聖港灯台は、台南県七股郷国聖港に位置しており、円錐形の鉄骨構造で、塔身に色は白黒模様になっています。元々の国聖港灯台はその発光を開始した後、台風や潮の浸食を受けて砂州が失われて灯台全体が海に沈んでしまいました。民国58年(1969年)に台風「VIOLA」の襲撃で塔身が倒壊して使用不可となり、民国59年(1970年)6月に付近の頂頭額汕に新しい塔を建てて旧塔に替わり発光してきました。 |
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